ただ思うままに淡々と感じたことなどを綴るブログ「時々僕」: 10月 2013

2013/10/27

携帯のオプション強制加入に文句言ってる人はバリューセットも買わなきゃいい。

携帯のオプション強制加入に文句言ってる人はバリューセットも買わなきゃいい。
ものすごく長いタイトルになってしまいました。

僕は以前、携帯の販売会社で働いていました。

まだSoftbankはJ-Phoneになる前のデジタルツーカーとかそんな時代。

KDDIはIDOとかがくっつく前。

docomoもエリアごとに分かれてて

各エリアじゃなきゃ色々な変更が出来なかった頃。

まあ僕の話はどうでもいいんですけど、

携帯のオプション強制加入なんて

そんな随分前の頃から普通に当たり前だった。

確かに当時は、オプションに入るから1円になるとか

そういうメリットがあったのもあって

買う側も正直そこにあまり文句は言わなかった。

いや、実際はかなり色々言われましたけど。

んで、今回はオプション入らなくても

入っても販売価格は同じはずなのになんで?ってことですよね。

多分。

僕が思うままに書き殴るので乱文お許しください。

まずキャリア側、つまりdocomoとかauとかSoftbank側に関しては

これは別に強制なんかしてないのが事実だと

僕は思っています。

いや、確かにあの頃からずーっと

消費者側には見えない強制はありました。

このオプションをこれだけ月間とったら

来月はこれだけ1台あたりの契約でお支払いしますとかいう仕組みがあって

いわゆる「にぎり」とかってやつ。

分かりやすくいうと、Aというオプションがあって

今月Aというオプションを、その店舗で100件とると200件とるでは

来月以降の携帯会社から払われる金額が違うってやつ。

100件だと、1台あたり1000円プラス

200件だと、1台あたり1500円プラス

とかになったりするんです。

単純に20万ほど入ってくる額が変わる。

これにプラスして、単純にオプションをとる度に1000円とか入るから

更に合計すると利益は全然変わるわけなんです。

原材料がかからない以上、入ってくる金額はそのまま儲けになるわけで

そんなこともあって、昔はキャッシュバックとかもあったんです。

プラスになる額を見越して、にぎり減らすくらいならキャッシュバックしちゃえみたいな。

そんなこんなで、目に見えない圧力?がまず1次代理店にあり、

そこから更にその下の代理店が同じく圧力をかけられて

オプション強制祭りが発生していたわけです。

今の仕組みが同じなのか、変わったなのかは分かりませんが

基本的なところは変わってないはず。

しかも、これヘタすると店のランク付けみたいのにも影響するので

新機種、特にiPhoneとかみたいなすぐ売り切れちゃうやつなんかは

どれくらいの台数が各店舗に振り分けられるかの基準にもなります。

なので、当然頑張らないとあっという間に地域ワースト店になります。

今だったらもしかしたらiPhoneの次回入荷とかにも影響しているかもしれませんね。

あくまでも推測ですけど、

まあそれぞれのキャリアショップでも

安売りのピカっとする全キャリアを扱っているお店でも

大手家電量販店の携帯販売コーナーでも

働いてきたので、当時の仕組みは把握しているだけに

今も大して変わってないんじゃないかね?というのが感想。

そんなの消費者側には関係ないじゃないか!

という声が聞こえてきそうですけど、

嫌なら絶対加入しませんって言えばいいと思うし、

加入しないなら販売出来ませんっていわれたら

強制じゃない店舗を探し出せばいいのかなと思います。

いや、そんなのが無いから問題視してんじゃんって話ですけど

そりゃあ商売ですからね。

キャリアショップだって結局は直営なんてほぼ無いですから

代理店にそれを言うのは酷です。

1円でも儲けたいのは当たり前の話ですから。

ポテトとドリンクとバーガー買って500円なら

ドリンクとポテトを抜いた金額でバーガー売れよって

そんな風に言われているように感じるぐらい

売っている側からしたら「仕方ないじゃん」ってことなんです。

オプション付けなきゃその価格で売らないなんて詐欺じゃんみたいに言われても

こっちとら商売なんだよって。

スーパーで売っている刺し身の大根のほっせーやつとか

意味不明なぷらっちっくの菊のやつとかいらないから

もっと安く売れやヴぉケが!!って言われているくらい

「仕方ないじゃん」って思っちゃうんです。

だからって、じゃあ結局悪しきはキャリアなんでしょ?っていうけど

世の中商売の仕組みなんてそんなんばっかじゃんって話です。

米の流通量を制限したりとかだってそうだし、

売る側の都合はこの際無視ですか?って話なんです。

今や携帯電話は無くてはならないものになってしまって

もはや公社のようなイメージになっていますが、

結局は商売なんで、嫌ならそもそも携帯使うなよ

いや、つか新機種買うなよって話で。

人よりも新しい機種もって

「ふっふ〜〜ん♪買っちゃった。てへっぺ〜ろ」とか言いたいんだったら

いいから黙って買えよって話なんです。

なんか色んなところでこれ問題視しまくっているけど

例えば「はい、半強制的に加入させろと言っています」

ってどこの企業が言うのよ?言うわけないじゃん。

でも半強制に決まってんじゃん。

もうさ、そんなガキみたいな重箱のすみっこつつく人は

とりあえず山手線の全駅でスピードテストでもしてりゃいいし。

と、ここまで販売会社側を庇う発言をしてきましたので最後に。

昔のピンサロじゃないんだから

オプション、オプションってうるせーな!

んな解りづらい販売スタイルとらずに

ポッキリでスッキリさせろよヴォケが!!!

以上。

2013/10/15

◯◯とお友達だということ

久しぶりにこちらのブログに書きます。

早速本題に入るのですが

よく初めてあった人などと話をするときに

「私実は◯◯とお友達なんですよ」

などという発言をよく聞きます。

この言葉を使うには大きくわけて2つの意図があると僕は考えています。

自分を大きく見せたい

割りと多いパターンがこちら。

芸能人やスポーツ選手などの著名な方と知り合いということを

単にアピールして自分はちょっとすごいんですよと

そんな風に見せたい人の場合よく使われます。

最近はテレビやラジオに出ている有名人以外にも

ちょっとしたネットの有名な方、ブロガーやニコ生主やTwitter廃人なんか

その種の方と知り合いであることをアピールして

例えば自分と付き合っていると得ですよって思わせたり

自分はちょっと他の人と違うと言いたかったりという感じでしょうか。

ちょっとした呑み会などで初めて会う方からたまに聞こえます。

ちょっとテレビ関係のお仕事をしていたのもあって

プチ芸能人やプチセレブみたいな人と会うこともしばしばあるのですが

そういったプチな人からたまに飛び出す発言で

大半は結局のところ自分のことが世間的に無名であるから

ちょっとした知り合いなんかを引き合いに出して

自分は他の人と違うとアピールしたいだけだったりします。

例えばそのプチな人も「あー!存じております。はじめまして!」と言うと

実はそんな発言しなかったりもするのですが

(誰だろ?)みたいな顔をしながら話をしてたり

話の中心がその人じゃないと突然アピールしてきたりという感じでしょうか。

そのこと自体は別に聞いた側からするとどうでもいいことだったりしますが

中には面白がって「すごいですねー!」っていう人がいたりするものですから

その人もついつい調子に乗って話してしまうところもあるのでしょう。

共通の知人探りをしたい

これもよくあるパターンとはいえます。

初めて会った同士なのでなかなか話が弾まずに

共通の知人を探ろうとした結果、著名な方と知り合いという名前をあげること。

この場合は確かに時折著名な人を軸にして

その著名な方の友人の友人だったりなどということがあって

なんだ繋がってるじゃないですか!ってなって

そこから仲良くなることはあります。

この場合はある程度著名な方の名前を出すことで

すごく薄いつながりでも実は繋がってるということを発見しやすいというのがあります。

著名な方はどうしても目立つので

その友人の友人という結局のところ何のつながりもない

そんなのいくらでもいるでしょ?的なつながりさえも

つながりという風に言ってしまうという人がいるおかげで

人類皆友達ということが起きるという大変ハッピーな構造です。

その話を聴く側の考え

本人的には前述したような考え、もしくは無意識で話をしているのですが

聞いてる側は、ものすごく冷めて聞いてることが多いです。

まず、一番最初にあげた『自分を大きく見せたい』という点でいうと

結局のところすごいのはアナタではなくて、その著名な方ですよね?っていうのを

大半の人が思いながら聞いているから。

むしろその著名な方を名前に挙げなくてはいけないくらい

あなたは自分に何もないのですか?と思われるので

むしろ逆効果になっていることもしばし。

例えば自分がした仕事としての成果として

著名な方と一緒に何かを作ったとか、

著名な方の薦めている商品を手がけたとか

そういうのであればむしろいいのでしょうが、

そうじゃなくて「友人」というだけでは

結局持って何の意味もないということ。

むしろそれで近寄ってくる人は、あなた自身に魅力を感じているのではなくて

その先にいる著名な方と繋がりたいだけなので

そんな人と仲良くなっても、最終的にはヤリ捨てされるだけだったりします。

カワイイ子と仲良くなるためにイケメンの友人の名前をあげたら

最終的にそのイケメンとカワイイ子が付き合うことになったみたいな。

まあ一晩のメイクラブが出来たことを喜べるならそれでもいいのですが

なんというか虚しいです。むなむなです。

そしてもうひとつの『共通の知人探し』という点においてですが

前述した通り、確かにそれでつながることもあるのですが

むしろ初対面でそういった発言をされると『この人怪しい』という印象を生む弊害もあります。

というのも、結局のところ自分自身のアピールポイントがない

つまりのところ、中身のない人なのに著名な方と知り合いというというのは

世間的には怪しい詐欺師に見えてしまうからです。

これは全くもって逆効果で、もしかしたら仲良くなれた人を

逆に遠ざけてしまうこともあるので要注意だとは思います。

自分の意見にイチを足していく

最初にあげた2つ以外でもたまにあるのがこれで

仕事なんかでたまに「実は私、◯◯とは前々から仲良しなんですよ」ってやつ。

パターンはいくつかあるのですが、

仕事などでお互いの意見をぶつけあっている時に

「私、◯◯と知り合いなんですが、彼も同じことを言ってました」なんという発言が飛び出す。

著名な方も同じ意見だということで

自分の意見にバイキルトをかけて意見を通そうというパターン。

今そこにいない、ヘタしたら自分は知らない人の意見を出されて

どうだすごいだろって言われても実際問題困るのですが

これを言われた時は、もうこの人と話しても平行線をたどる一方だと思いやめてしまうこともあります。

もちろん、現実問題仕事の上でこういった話し方をすることもあるでしょうが、

自分の意見を相手に伝えようとしている時に

これを持ち出すのは極力避けたいですよね。

「同じこと誰か他の人も言ってるの?」と言われたならいいのですが、

そうでない時に自分から持ち出すと基本的に聞いてる側は(だからどうした?)と

思っていることが多いのは事実です。

ヘタするとそこまで冷静に話していたにも関わらず

その一言が飛び出したことで逆鱗に触れることもあるでしょう。

実際、そのヒトコトが飛び出してイラッとしたことは僕もあります。

実際に友人ですか?

実際この手の話しをする上で一番問題だと思うのは

そういった著名な方の名前をすぐ出す人が本当にそのひとの友人なのか?ということ。

著名な方の友人であればきっとその人が名前を出さなくても

きっと友人であることは認識されていたりします。

にも関わらずいちいち名前を出さなくちゃいけないくらいだから

関係は薄かったりするのではないの?と世間は思っていますし

実際に友人どころか1回呑みの席で会ったことがある程度だったりします。

特に一番気をつけたいパターンが「◯◯とは親友なんですよ」というパターン。

『親友』って友人の中でも4番バッターとまでは言わないとしても

基本的にはレギュラーメンバーに入ってないといけないわけで

『親友』って呼べる人間なんて世間的にみたら3人もいたらいいくらい

むしろ3人でも多いくらいじゃないでしょうか?

そんな限られたメンバーに入れるってなかなかないことです。

いや、著名な方の親友なら前述した通り、話しなんかしなくてもみんな知ってるでしょう。

つまりは『親友』とかって言えば言うほど怪しさが増すわけで

しかも大体そういった人は他の著名人とも『親友』だといいます。

つまりこの人は、ちょっとした知り合いでも親友っていうレベルなのか

もしくは、ものすごーく人懐っこくて義理硬くて

ちょっとでも意気投合すればその人のために死ねるくらい情に厚いかのどっちかでしょう。

後者のタイプの人は多分そんな自慢みたいな話し方しないと思います。

不快に思わせることが多い

結局のところ、『怪しい』『自慢しているだけ』『だから何?』と

聴いてる側からすると不快に思わせることが多いということ。

「誰か有名人知り合いいないの?」と聞かれたならまだしも

聞いてもいないのに勝手に言い出す時は

聴いている側は不快にしか思っていないので

それまで良好に築かれつつあった関係を

一気に壊しかねないと思っています。

僕もきっとそういう話し方をしている時もあるんだろうなと

自戒の意味も込めて、もしそういう人がいたら

ちょっと一度自分の話し方を考えなおしてみたらどうでしょうか?

おせっかいかきからの余計なお世話でした。